Web屋に限らずITに携わる全ての人の天敵といえば、そう、全角英数字(+記号)です。
文章の中に全角英数字がちょびちょび出てくるのを見るだけでもう気持ち悪いですし、どこかでコピペした全角文字に気付かずプログラムが動かない……なんてことも、誰もが一度は経験したことがあるかと思います。
(私も実際に、お客様から提供されたメールアドレスの@が全角になっているのに気付かず、何故かお問い合わせメールが届かない、なんてクレームをいただいたことがありました)
もうこれ以上そんな悲しい事故が起こらないよう、Sublime Textに自動で全角英数字・記号をハイライトしてもらって快適なコーディングライフを送れるようにしましょう。
(Brackets版はこちら)
目次
必要なパッケージのインストール
Trailing Spacesというパッケージを使います。
パッケージコントロールを立ち上げ検索し、該当パッケージをインストールしてください。
※GitHub上では半角スペースが入っていますが、パッケージコントロールではTrailingSpacesと半角スペース無しのUpperCamelCaseで登録されています。
パッケージの設定
パッケージのインストールが出来たら、次に設定を行います。
Preferences→Packege Settings→Trailing Spaces→Settings - User
からユーザー設定ファイルを開き、
{
"trailing_spaces_regexp": " |{|}|¥|=|”|’|+|@|:|;|_|[0-9]|[A-Z]|[a-z]"
}
こちらのコードをコピペし保存してください。
設定反映の確認
無事ソースを貼り付け保存が出来たら、即座に設定が反映され全角英数字がハイライトされるかと思います。
もしユーザー設定ファイルを保存しても変化がない場合は、Sublime Textを再起動してみてください。
更にカスタマイズするには
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、trailing_spaces_regexp
プロパティの値には正規表現が使えます。(そもそもプロパティ名がregexpですし)
ハイライト表示する文字を追加したい場合は、|(パイプ)で区切って正規表現に基づき文字を記述していきます。
まとめ
いかがでしょうか?
たったこれだけの手間で、Sublime Textに入力した時点でリアルタイムに全角英数字をチェックすることが出来ます。
ぜひこちらの方法を活用して、全角英数字に悩まされない快適なコーディングをお送りください!
No more、 悲しい事故。
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